【不眠症】日中に影響はないですか?
仕事柄、不眠症を専門とする医師とお話する機会が多く、どの先生も
早めに相談に来て欲しいと口をそろえて言う。
不眠症とは、「睡眠問題が1ヶ月以上続き、日中に倦怠感・意欲低下・集中力低下
食欲低下などの不調が出現する病気」とされている。
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何時間眠れているか、何時に寝ているかではなく、日中への影響が重要なのである。
「眠れないだけでは死なないから」と思って放置されている機会はとても多く
気づかないうちに心身に負担のかかることも多いそうだ。
うつや心疾患は有名だが、記憶力の低下、記憶障害、不安障害などに
場合によっては糖尿病リスクも知られており決して軽く見てはいけないと思う。
不眠はリズムの障害と言われているため、リズムを整えれば治るケースもある。
日中少し運動して体を疲れさせる、眠くなるまで布団に入らず好きなことをするなど
単純なことで改善するケースも多いそうだ。
それでも簡単にリズムを変えれない場合は、睡眠薬を使うことも重要である。
飲みだしたら一生やめれない、依存性が怖いという意見もあるが、
現在のガイドラインでは改善したら薬をやめることが強く勧められている。
また、新しい睡眠薬は理論上依存性がないものも発売されており、医師に相談してみるとよい。
そして一番重要なのは、眠ることではなく「日中の生活が改善されたか」である。
眠れていない=悪と考えることが、さらに寝つきの悪さや眠りの質を下げることになる。
単純に自分は病気かも?と思うと気分も滅入りますよね…。
眠ることを気にしすぎず、リズムを整える、辛いと感じたら医師に相談する。
早めの対処で少しでも充実した日中を送れるとよいと思う。
子育て中の不規則生活により、不眠症になる奥さんも多い。
たまにはゆっくり寝てもらい、日中体調不良がないか気にしてあげてください。
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