サラリーマンパパ日記 ~できるだけ妻を笑顔に~

39歳3児と猫の父、サラリーマン。日々の出来事、妻をちょっと楽にする工夫を気ままに書いていきます。

【単身赴任は無駄】仕事はいくらでもある

年末年始の帰省の相談をしているとき、昨年のことを思い出した。
2020年コロナで世間が騒がしくなる中、4月に異動の辞令が出た。

通える距離だが、県をまたぐため会社のルールで単身赴任開始。
毎週末帰ろうと思ったところ緊急事態宣言で帰宅が難しくなった。

4/1から出社不可、知り合いもいない、得意先にも行けない、なんのために
単身先にいるのか?

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単身赴任

電車で1時間で帰宅できる距離だが、朝から晩まで一人でPCの前にいる生活。
子供の小学校、幼稚園も休み、近所の目も厳しくなり妻がどんどん疲弊していった。

ある日妻がめまいで立てなくなり、休暇を取って帰宅。
原因不明だがストレスが重なったと思われ、今もまれにめまいがでる状況。

当時のツイートを見直してみると私も少し病んでいた。

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tweet

妻の体調が安定するまで、自宅で仕事したいと会社に相談するも
「ルールで単身先にいないと勤務とみなさない」の返事。
「奥さんの体調が悪いなら有給休暇か休職してください」と。

ルールだから仕方ないが「何のために働いているのだろう…」と心からわからなくなった。

働く理由は「家族を幸せにするため」、今の会社にいて実現できないかもしれない。
じゃあ実現できる仕事を探そう、と決めて同じ業界で転職をすることにした。

大手と呼ばれる企業にいたため、辞めるのはもったいないという意見も多かったが
会社を変えてとてもよかった。

今の会社はフル在宅勤務、ワークライフバランスを自分で考えスケジュールしている。
前職で結果を得ていたこともあり、幸い収入面も条件が良くなった。

妻の体調も安定し、自信の生活も充実、なにより家族と過ごす時間が格段に増えた。

このような経験で「家族を幸せにすること≠お金稼ぐこと」ではないと感じた。

自分が変わることで状況を打破できるなら迷う必要はない。

今の会社じゃないと無理、ではなくどこでも食える力をつけるために日々しっかり働く。

家族と過ごす時間を大切にするために、これからも最良の選択をしたい。

老いてから楽しかったねと言えるように生きていきたい。